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第107回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)は23日、決勝で沖縄尚学と日大三(西東京)が頂点をかけ対戦する。沖縄県勢と東京都勢(西東京、東東京)の対戦はこれまで春の選抜大会(センバツ)が5回、夏が6回あり、結果は春が沖縄勢の2勝3敗、夏が3勝3敗と ...
夏の甲子園準決勝、山梨学院から値千金の逆転タイムリーを放った沖縄尚学の比嘉大登(たいと)選手は、U-18日本代表候補に選出される逸材。その比嘉選手の才能の片りんをいち早く見いだしたのは、学童野球の浦添タイガース元監督の故上原靖三(やすぞう)さんだ。2016年に病気のため70歳で他界した上原さん。「必ず大物になる」と低学年だった比嘉選手を上級生らのトップチームに混ぜて起用し、成長を促した。比嘉選手は ...
【ソウル共同】韓国の元徴用工訴訟を巡り、原告支援団体は22日、一審や二審で原告への賠償を命じられた日本製鉄とJX金属が保有する株式の差し押さえが裁判所に認められたと発表した。日本企業が拒む賠償金支払いの代わりに株式を売却して現金化するには時間がかかるとみられる。団体は「被告企業は強制動員の事実を認め、謝罪と賠償をせよ」と求めた。
こども家庭庁の2026年度予算の概算要求が22日、判明した。一般会計と特別会計を合わせた総額は25年度当初予算と比べ959億円増の7兆4229億円とする。出生数が減少する中、少子化対策の柱として「若い世代が安心して希望する将来設計を追求できる社会の構築」を打ち出した。若者や子育て世帯の支援強化が特徴。政府関係者が明らかにした。
公立中学校の運動部活動を地域のスポーツ団体などに委ねる地域展開(地域移行)で、スポーツ庁は地方自治体を対象とした相談・サポート窓口の設置やアドバイザーの派遣に乗り出す方針を固めた。態勢整備や指導者確保など課題が多く、自治体によって取り組みに差が出ており、国による支援を強化する。2026年度予算の概算要求に関連経費を計上する。関係者が22日、明らかにした。
北海道警赤歌署は22日、空知総合振興局管内在住の70代女性が、警察官を名乗る男らに約3千万円をだまし取られたと明らかにした。特殊詐欺事件として調べている。 署によると、女性は7月21日、電話で「あなたの口座が詐欺の資金洗浄に使われている」「調査のために預金を送ってほしい」などと言われ、今月7日までの間、約1300万円を振り込んだほか、自宅を訪れた男に現金約1700万円を手渡した。
航空、鉄道、船舶の重大事故を調べる運輸安全委員会の対象に、新たに自動運転の自動車が加わる見通しだ。政府は事故の原因究明のあり方を検討することなどが自動運転の円滑な普及につながるとしていて、安全委を所管する国土交通省の審議会が議論してきた。国交省は海外の事例を踏まえるなどした上で、予算や人員の増強など安全委の体制強化を目指す。 車の自動運転レベルは、運転手のアクセル操作などを支援する「1」から、道路 ...
斎藤元彦兵庫県知事を「殺す」などと脅す文言を県ホームページ(HP)に投稿したとして、神戸区検は22日、脅迫罪で長崎県壱岐市、無職中上勉さん(66)を略式起訴し、神戸簡裁は同日略式命令を出した。神戸地検が明らかにした。
体操の全日本学生選手権最終日は22日、青森県弘前市の青森県武道館で行われ、個人総合の女子は宮田笙子が4種目合計55・232点で初優勝し、種目別床運動との2冠を達成した。男子は谷田雅治が6種目合計82・765点で初の頂点に立ち、世界選手権(10月・ジャカルタ)代表の角皆友晴(いずれも順大)は左手のけがで欠場した。
大阪府は22日、所得制限のない高校授業料無償化を巡り、私学団体と府庁で意見交換した。公費負担上限の超過分を私学側が賄い保護者負担をゼロにする制度について、団体は現行上限の年間63万円では物価高騰に対応できないとして支援拡充を要望。吉村洋文知事は「教育の質を高めるため、さまざまな方策を考える」と見直しに言及した。
沖縄県の玉城デニー知事は22日、防衛省で本田太郎防衛副大臣と面会した。自民党の木原稔前防衛相が2027年度までの5年間で防衛費を計約43兆円とした防衛力整備計画の改定の前倒しに言及したことを踏まえ「沖縄の基地負担の増加につながることがあってはならない」と懸念を伝達。玉城氏によると、本田氏は計画を前倒しで改定するかどうかは決まっていないと述べたという。 玉城氏は、県と米軍基地などがある県内市町村でつ ...
日本陸連は22日、近年の酷暑から開催時期移行を選択肢の一つとしている全国高校総体について、6月開催案を軸に検討を進めると明らかにした。1月に全国高体連に開催時期の見直しを申し出たが、今月19日に開催地が既に決定している2028年大会までは変更困難との回答があったことも明かし、今後は6月案を提示して再考を促す。